大好きだった君へ


そうして離れた距離は縮まらなかった。



私がいなくなったことをいいことに



女子は、陸にひっついていった………



どうだと勝ち誇った顔を何度も見せてき


た…………



離れてって言えない……私はもう陸と



一緒にいないから。



もう耐えれなかった……


でも、運のいいことにもうすぐ


夏休みだった。



けれど、その夏休みが陸との終わりを



告げるなんて思ってもみなかった。


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