雨のようなひとだった。
1:外待雨
・外持雨【ほまちあめ】
限られた地域に降るにわか雨をいう。「帆待雨」とも書く。「私雨」と同意。
「外持(ほまち)」とは、農民が領主に内密で開墾した田畑、また「帆待(ほまち)」は船頭などが船主に内密に契約外の荷物を運送して不正に収入を得るなど、定収入以外の臨時収入を指す。
つまり、日照りのあとに、限られた地域だけに雨が降れば、そこだけ潤うことに通じる。
出典:雨のことば辞典