孤独
私は、颯爽と家を出てから猛ダッシュした

時計を見てみると、

『はっ、8時8分だと……!あと二分!!!』

ズサァァァァァ

学校に着くとちょうど門は閉まっていた

『ヒィィィ!やばい!!入学式って8時30からだよね!?今は、8時15分だから……ってあと15分!?いそげ!!』


私は、事前に調べておいた裏口から入った

ガチャ

『うっわー、あと10分始まるー!!いそげ!!
ってここどこ?』

無駄に広い校舎で迷ってしまった私はとりあえず人をさがしていた

『でも、普通は皆もう体育館だよねー!とごだー!!』

?「ねぇ!早く体育館いこーよ!」

?「…奏汰…うるさい………」

?「なっなんだと!」

?「おら!やめろやー!!俺が困るだろ!」

?「うるさいですよ、龍」

?「龍、だまれ」

?「なっなんで俺だけ…………」

あ、誰かいる!!

『あ、あの!』

?「ん?どしたのー?可愛いねー!」

『えと、お世辞はいいんですけど体育館ってどこですか?』

?「お世辞じゃないのにー!僕らも行くから一緒にいこ?」

かっかわいい!

『すみません!』
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