甘酸っぱ愛

ねぇ、絢ちゃん

どうして怒ってるの?



涙があふれる



「えっ…在真?

わるい、言い過ぎた」


絢ちゃんはきまりの悪そうな顔をした



『全部絢ちゃんのせいだよ!


話しかけてきてって言ってくれて本当に嬉しかった

でもそしたら絢ちゃんのこともっと好きになっちゃって、絢ちゃんの顔見れなくなって…


話しかけられないままでいたら
絢ちゃん目も合わせてくれなくなったし


話せなくて寂しかった…』

< 162 / 329 >

この作品をシェア

pagetop