甘酸っぱ愛


どうして?


なんで貴方が来てくれるの?




『絢ちゃん…』


思わず涙がこぼれる



「え…在真?本当に大丈夫か?

とりあえずこれかぶっとけ」



そう言って絢ちゃんは

自分の着てたパーカーを着せてくれた




「俺の席にバスケ部集まってるから

在真も来いよ」


あたしの震えた手をつかんで歩き出す




手を繋いでもらったり

パーカーを貸してくれたり

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