甘酸っぱ愛



…ほら、まただ


絢ちゃんがちょっと眉を下げて笑っただけなのに、ずっと見ていたいと思ってしまう


あたしおかしくなったかな?




『女バスも頑張らないと!』

「ビラ配っといたよ」

『ちゃんと女の子に配ってくれた?』

「男にも配った…かも」

『えぇ〜、それ意味ないじゃん』




他愛もない話をしていたら、いつの間にか1年生はほとんどいなくなっていた

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