甘酸っぱ愛

絢ちゃんは一瞬息を止めると

ボールを放った



それは綺麗な放物線を描いて

リングに吸い込まれていった



「『絢ちゃんナイシュー!!』」



そのまま順調に試合は進み

45-28で前半を折り返した




ハーフタイムの残り3分


『女バスから男バスにエールをおくる』


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