甘酸っぱ愛


第4クォーターにはあたしの体調も限界に達していて


立っているのも苦しかった



「永絆、もう帰ろう!」


『だめ!

最後まで絢ちゃんを見てなきゃ!』



永舞はしょうがないなぁって

あたしに肩を貸してくれた



前半にスリーを何本も決めた絢ちゃんは


相手にダブルチームでつかれ

とてもスリーが打てる状況ではなかった


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