甘酸っぱ愛


「俺あんま声出せなかったけど

力になれたならよかった」



絢ちゃんのたった一言でだって
あたしは頑張れるんだよ


あたしの声で絢ちゃんが頑張れるなら
あたしはいくらだって声を出すよ



『明日も精一杯頑張ろう!
あたしは頑張って声出すね!』

「おぅ。また明日な」




健絢ゃんの笑顔を見れなくて

部室までダッシュした

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