甘酸っぱ愛




「あ、永絆!やっと戻ってきた」


部室では永舞がもう制服に着替えて待っていた


『ごめん!すぐ着替えるね』





───帰り道

永舞と他愛もない話をしながら歩く


「……でね、絢ちゃんが……」



──ドキッ


絢ちゃんの名前が出ただけなのに
あたしの心臓はとびはねた

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