strawberry tea×わがまま姫♀
今沢君が尋ねた。
『俺から。』
『お前から!?
お前俺の学校来た時、初めて来たのに告白されてたよな。
俺の学校の生徒に。』
今沢君がそう言うと、姫央が今沢君の背中を叩いた。
『そういう話はいらないでしょっ!!
嫉妬深いんだから、冬嘉は!!』
姫央がそう言うと、蓮と今沢君は、゛え?゛という顔をした。
ヤバッ!
「姫央っ!!」
嫉妬深いって言うなっ!!
姫央は今気付いたようで、もう遅いのに口に手を当てていた。
『ふ~ん』
蓮がニヤリと笑った。
ま、まずい!!!
姫央の馬鹿ぁ~!!
(↑ごめんなさい)
『嫉妬深いの?冬嘉。』
「え~?
そ、空耳だよ~」
姫央は蓮に見えないように、手を合わせて゛ごめん゛とジェスチャーをしていた。
『知らなかったな~
冬嘉はいつも嫉妬してた訳?』
「しっ…してない!!」
今蓮と部屋で2人きりだったら、押し倒されてる!!賭けてもいい!!
(↑大当たり)
『やっぱり。』
今沢君が言った。
『やっぱり守谷はドSで海宝はドMだな。』
な、なぬ――!?!?!
何やっぱりって!!!
あたしドMなんだ……
蓮はもろ誰が見てもドSだけどさ!
本当にウザいくらい!!
(↑ひど)