strawberry tea×わがまま姫♀
そこに居たのは今沢君。
「……え…と」
『…もしかして』
あたしと今沢君は驚きを隠せない。
「『姫央が連れてったのって……』」
「蓮!?」
『守谷!?』
あたしと今沢君の声が微妙に重なった。
……嘘ぉ!!
「姫央と今沢君で行って欲しかったのに……」
『アイツの馬鹿……』
もう姫央と蓮は先に進んでしまったみたいだ。
姫央はきっと先にズンズン進んで行ったんだろう……。
蓮を連れて来てしまったなんて気づかないで…。
『…しょうがねぇな。』
「……うん…」
『ごめんな?アイツのせいで。守谷と行きたかったよな…』
今沢君は優しいな。
やっぱりSには思えないんだけど。
姫央と2人っきりだとSになるのかな?
それ良いな!
2人っきりって特別な感じじゃん♪
(↑やっぱりMの人)
「ううん!!全然!!
これも違った組み合わせで面白いよ!!」
今沢君こそ姫央と行きたかったよね………。
まぁ仕方ないか!!
『次の方どうぞ~』
『あ、俺達か』
「だねっ!!」
あたし達は中へ入った。