strawberry tea×わがまま姫♀



そこに居たのは今沢君。






「……え…と」
『…もしかして』


あたしと今沢君は驚きを隠せない。







「『姫央が連れてったのって……』」

「蓮!?」
『守谷!?』





あたしと今沢君の声が微妙に重なった。







……嘘ぉ!!







「姫央と今沢君で行って欲しかったのに……」

『アイツの馬鹿……』





もう姫央と蓮は先に進んでしまったみたいだ。







姫央はきっと先にズンズン進んで行ったんだろう……。




蓮を連れて来てしまったなんて気づかないで…。










『…しょうがねぇな。』

「……うん…」






『ごめんな?アイツのせいで。守谷と行きたかったよな…』




今沢君は優しいな。



やっぱりSには思えないんだけど。



姫央と2人っきりだとSになるのかな?



それ良いな!
2人っきりって特別な感じじゃん♪

(↑やっぱりMの人)






「ううん!!全然!!
これも違った組み合わせで面白いよ!!」





今沢君こそ姫央と行きたかったよね………。



まぁ仕方ないか!!










『次の方どうぞ~』


『あ、俺達か』
「だねっ!!」




あたし達は中へ入った。







< 29 / 89 >

この作品をシェア

pagetop