strawberry tea×わがまま姫♀
何か、調子狂う。
やべ…
顔赤くなったかも。
自然と、頬が緩んだ。
そして、冬嘉の肩に腕を回し、抱き寄せた。
冬嘉の顔が赤くなる。
……面白ぇ。
『…蓮は?寒くない?』
「お前隣居るし平気。」
何だか、口が自然と動いた。
だけど、本音。
…あ~やば。
絶対俺顔赤い。
格好悪………。
「…あたしも。
上着と蓮のおかげだぁ♪」
………っ。
ドクンと心臓が唸った。
何、言ってんのコイツ。
笑顔で言った冬嘉。
……やべ。
俺、コイツのせいで調子狂う。
理性吹っ飛ぶだろ。
分かってんのか?
そう思っていたら、また自然と口が動いた。
…これも、本音だけど。
『……可愛い。』
冬嘉を見ていたら、本当に思った事。
それを思わず口に出してしまった。
少し目を丸くし、顔を真っ赤に固まってしまった冬嘉。
……だから、狂う。
これ以上、この俺を狂わせたら、本当に襲っちまうかも。
俺は顔を近づけ、そっとキスをした。
…可愛いんだよ、馬鹿。