悪魔な君に恋をして
『あ、愛ちゃん来た!大変なの!
黒澤くんが!!』
個室に入ると美雨ちゃんが慌てたように
私のところへ駆け寄ってきた。
ま、まさか悪魔の姿に…!?
私は恐る恐る黒澤くんに目を向けると
そこには目も顔も真っ赤の黒澤くんが!
…顔も??
『なんか黒澤くんに店員が間違えて
お酒持ってきちゃったみたいで
黒澤くん酔っ払ったみたい…』
『大丈夫かー?世楼??』
ええええええ!!
ま、まあでも目が赤いのが
酔っぱらったせいに出来て良かった。
もうカラコン?ってくらい目赤いけど、、
隆一くんが心配そうに黒澤くんを
見つめていると、隆一くんを見ていた
黒澤くんが私に気付き、手招きをしてきた。