悪魔な君に恋をして





『あ、愛ちゃん来た!大変なの!
黒澤くんが!!』



個室に入ると美雨ちゃんが慌てたように
私のところへ駆け寄ってきた。




ま、まさか悪魔の姿に…!?





私は恐る恐る黒澤くんに目を向けると
そこには目も顔も真っ赤の黒澤くんが!




…顔も??




『なんか黒澤くんに店員が間違えて
お酒持ってきちゃったみたいで
黒澤くん酔っ払ったみたい…』


『大丈夫かー?世楼??』



ええええええ!!


ま、まあでも目が赤いのが
酔っぱらったせいに出来て良かった。



もうカラコン?ってくらい目赤いけど、、




隆一くんが心配そうに黒澤くんを
見つめていると、隆一くんを見ていた
黒澤くんが私に気付き、手招きをしてきた。




< 10 / 16 >

この作品をシェア

pagetop