だから、俺の彼女になってよ。
「……で、話ってなに?澪南」
やっと昼休みになって、私は香織を連れ出したのは、屋上。
開いてると知ってる生徒は少ないせいか、運良く周りに人はいない。
「昨日のことだけど」
「……っ、うん」
早速私が口を開くと、香織は少し気まずそうな顔を見せた。
そんな顔、しなくていいよ。
「香織が心配するようなことは、一切何もないからね」
香織の考えてることは、全部誤解なんだから。
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