だから、俺の彼女になってよ。


***



「澪南ー!こっちこっち!」


ようやく遊園地に着くと、香織と和はすでに私たちを待っていた。




私たちを見つけて手を振ってくる香織に、思わず笑みが溢れてしまう。






白いシフォンチュニックに紺色のショートパンツ。


髪は緩く巻いてハーフアップにしていた。



女の子らしい。その一言に尽きる。




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