だから、俺の彼女になってよ。





「どら焼きくださーい」

「こっちの抹茶パフェまだですか?」


「はい!少々お待ちください!」




何故かうちのクラスは大盛況で、接客も裏方もみんなバタバタしていた。




疲れた。早く交代したい……。

そう思い続けること1時間。



待ちに待った交代まであと10分でという時。



「澪南澪南!黒川くん来たよ!」

「えっ、本当?」



香織が、千歳くんの来店を教えてくれた。




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