だから、俺の彼女になってよ。
「よ」
「千歳くんっ」
ドアのところまで行くと、本当にそこにいたのは千歳くん。
来てくれただけでこんなにも嬉しくなる私は重症かな。
「本当に来てくれたんだね!」
「だってそう言っただろ?ちゃんと頑張ってんのな、お前」
そう言って頭を撫でられるだけでドキドキが増していく。
「おい黒川ー。彼女に会えて嬉しいのは分かるけどさー。早く席座ろーぜー」
「そーだそーだ!」
そして千歳くんのお友達なのか、他にも2人の男子が来てくれた。