だから、俺の彼女になってよ。
「あっ、じゃあ席案内しますね!こちらです」
とりあえず空いてる席に案内して、注文を取る。
「えーっとじゃあ…。抹茶パフェと和風かき氷と冷やしぜんざい。それにお茶3つですね」
「うん。お願いします」
早く終わりたいと思っていた接客も、千歳くんとなると別だ。
嬉しさが不思議と倍増される。
「あ、澪南」
「ん?」
裏に注文表を持って行こうとした時、千歳くんに突然呼び止められた。