だから、俺の彼女になってよ。




誰もいない教室内で彼女にするキス。



「ちと…せ、く…っ」

「黙って」


どんどん深くなるそれに、戸惑いながらもついてこようとする澪南が愛しすぎて仕方ない。




廊下では生徒たちがざわざわと騒いでる声がするのに、ここでは俺達だけ。


それがまた俺の理性を崩そうとする。



でも。




「はぁ…っ、…え?」

「はい、終わり」


なんとか崩れそうなそれを抑えた。




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