花のころ


待ちに待った大玉ころがしは、予想以上に楽しかったし、なんだか途中でおかしくなった。



どんどん転がる大玉。



始めのうちは、あたし達の手のひらで転がされていたのに、気が付いたら勝手に走ってた。



隣は大玉に遊ばれるようにして、突然コースから外れてしまった。


もうおかしくておかしくて、大笑い。


ゴールした時には、ひーひー言ってた。


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