花のころ


少しずつ学校が近づいてきて、いつもの朝なら会えない友達を見つける。



「おはよう」



後ろ姿に声をかけた。



「おはよう!今日は早いね~」



ピースして、歩きの友達を追い越す。



向こう側に、登校してくるお揃いのブレザー達が見えてきた。

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