塩対応系女子
「いやいや、全然だから。もうほんとあのバカあにきどっか行って欲しいぐらいだから!!」


そんな風にいいながらも、芽衣は笑ってた。きっと大好きなんだろうなぁ。お兄さんのこと。



「あーー!て、いうか、昨日七帆あんなんだったから言いそびれてたけど、一昨日さ、あの柴田悠羽と一緒にいたんだって!?」



芽衣が思い出したように言った。柴田?えーっと、


「あ!!」


そうだ。もう色々ありすぎて忘れてたけど、そのいろいろの中に柴田悠羽のこともあった。



「なに?なんかあったの??うふふ」


「い、いやそんなんじゃないんだけどね....」
< 31 / 76 >

この作品をシェア

pagetop