貴方が私を好きになった理由。



すごい威圧感が私を襲う。



・・・・なんか この人 雰囲気 怖い。



そんな 金髪の男の人の横から また笑顔で 黒髪の男の人が話しかけてくる。



「ならさぁ、気が向いたらでいいや!はいっ!」



「・・・・これ。」



「俺達の店の名刺!いつでも遊びに来て♪」



手渡されたのは『club Hearts』と書かれた名刺。



やっぱり この2人 ホストなんだ。



「あ、僕がタク!こっちがシュン!ご指名よろしく☆」



笑顔で そう言う 黒髪のタクに対して



「金持ってねぇガキが来るところじゃねぇーからな。」



と 無表情で言う金髪のシュン。



・・・ホスト



「わ、私はホストクラブとかは、行かないので!」



私は その後 もう一度 深々と頭を下げて 走って ダーツバーを あとにした。


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