貴方が私を好きになった理由。
好きとか そういう感情は 今まで持ったことないけど 何故か 寂しかった。
・・・・・喜んであげるのが普通なんだろうけど なんだろう、すごく寂しい。
そんな感情 見透かされたくなくて
「あーぁ、先越されちゃったなぁー。」
なんて 笑ってみる。
「だから 今日で 最後な!!」
・・・・・え?
急に 飛び出した 『最後』という単語も また私の胸にチクリと刺さる。
最後って、、、
友貴は 座ってる椅子から立ち上がり 私の横を通り過ぎ 床に落ちたダーツを拾う。
「最後、って。何が最後よ。」