時間よ、止まれ。





でもこのまま黙っているワケにもいかなかったので、華恵と市川くんにそのことを話した。




「ホントは二人でM高行こうって約束してたんだ…。」



「そっかぁ。しかしK高じゃあな…。ハンパない練習で有名だし。」



「やっぱり…。そうだよね…?」





数多くの学校とサッカーの試合を重ね、様々な噂を聞いてきた市川くんにもそう言われてしまい…




私から会いに行くのはやっぱり無理なことを悟った。





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