時間よ、止まれ。



「会えるよ。」





ちょうど最後の巨大な打ち上げ花火が上がった時



優祐は穏やかに微笑みながら言った。





「俺、高校卒業して大人になったら、絶対ここに戻るから!だから…、成人式まで待ってほしい。」



「成人式…?」





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