君と私の最後の3分
開いていた窓から吹く風はまだ温かく、私達の体を包み込む。


「まだまだ暑いね〜。そういえば、文化祭が楽しみだね!」


今は9月前半。

1ヶ月後の文化祭に向けて、そろそろ準備がスタートする時期だった。

高校生活初めての文化祭は、何をするのかな。




そんなことを考えている間に、美術室についた。


席に座ると同時に、先生が教室に入ってきた。


「1ヶ月後の文化祭では、美術部はみなさんの絵を飾ろうと思います。
なので今日からは、文化祭の時に飾る絵を描いてもらいます!
もちろん、テーマは自由です!
期間が短いですが良い絵を描いてくださいね!みなさん頑張ってください!」


美術部は絵を飾るのか〜。


いろんな人に私の絵を見てもらうのは初めてだし、いい絵が描けるといいなあ。


「ねね、ゆきのちゃんはどんな絵にする?」


「う〜ん…。テーマも自由だし、迷うなぁ」


「私も!とにかく何か描いて想像を広げないと…」


よし、私もそうしよう。色々描いてみよう。


果物や野菜等の食べ物、人物像…

色々描いて見たけど、あまりパッとする絵は描けなかった。
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