君と私の最後の3分


朝の授業は眠くてダルい。


私は窓の外をしながらボーッとしていた。


あ、私の名前は篠宮 千乃(しのみやゆきの)。高校1年生の普通科。

で、朝一緒にいた男の子は私の…彼氏。名前は桜葉 息吹で私はいっくんって呼んでるの。同じく1年の普通科。クラスは別のクラスだけど…。



「篠宮!ボーッとしない!」


先生の怒った声。


「す、すみませーん…」


「じゃあこの問題やってみろ」


え〜!?
問題…って…教科書自体違うページだった…


「わ、わかりません…」


「あ〜も〜…次からは聞いとけよ!」


はあ…

朝からついてないなあ。



キーンコーンカーンコーン


そんなこんなで、やっと授業が終わった。
< 4 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop