君と私の最後の3分
朝の授業は眠くてダルい。
私は窓の外をしながらボーッとしていた。
あ、私の名前は篠宮 千乃(しのみやゆきの)。高校1年生の普通科。
で、朝一緒にいた男の子は私の…彼氏。名前は桜葉 息吹で私はいっくんって呼んでるの。同じく1年の普通科。クラスは別のクラスだけど…。
「篠宮!ボーッとしない!」
先生の怒った声。
「す、すみませーん…」
「じゃあこの問題やってみろ」
え〜!?
問題…って…教科書自体違うページだった…
「わ、わかりません…」
「あ〜も〜…次からは聞いとけよ!」
はあ…
朝からついてないなあ。
キーンコーンカーンコーン
そんなこんなで、やっと授業が終わった。