君と私の最後の3分
家庭科室に行くため歩いていると、いっくんのクラスの横の廊下を通る。


「あ、ゆきの!」


「何?いっくん」


私にもいっくんにも友達がいるから、なかなか休み時間には会えない。


「今日さ、お昼、一緒に食べよ」


「うん!いいよ!じゃあ屋上ね!」


「わかった。購買でパン買ってくるから先行ってていーよー」


「りょーかいッ!」


やったー!今日のお昼はいっくんと食べれる♪



「ふふーん?ゆきのさーん?」

「ラブラブじゃーん?」

「そ、そんなことな…」

「あのラブラブっぷり見せといてそんなことないとは言わせないぞゆきの!!!」

「桜葉君とはどうなってんの〜!?」

「ふ、普通だよ普通〜」



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