piece
ああ、どんどん離されていく。



私が知らないうちに、奏天にぃはどんどん大きく、そして大人になっていく。



そして何も知らない私は、空を飛べない小鳥と一緒だ。



「あぁ、そーだったね!奏天にぃ、もう18だわ。早いなぁ。」


「へへっ、だろう。どうだ、明日にでも乗せてやるぞ?」

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