piece
5歳のとき、奏天にぃと私は一緒に遊ぶことが多かった。



遊ぶって言うより、面倒を見てもらうという感覚だった。




その時から私は、奏天にぃに恋をしていた。




「奏天にぃ、パズルしよーよ」




そう、もちかけた私に、優しく答えてくれた奏天にぃ。




いいよー。ーーーー



2人でパズルで遊んでいると、2つだけピースが足りなかった。



どこ行ったんだろう?





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