作品、読まさせて頂きました。
主人公のさやかは友達の由実に他校の文化祭に行かないかと誘われ、その文化祭に淡い期待を寄せる。
それは、昔の自分が想いを寄せていた岩崎に会えるかもしれないという期待。
そこで、さやかは岩崎に出会い-……。
一度は想いを告げられずに終わってしまった恋、再会し、会話を重ねることで思い出していく恋の感覚。
過去のような後悔はしたくないと、気持ちを伝えようとする、その主人公の意志が強く、つい応援してしまう。
そして恋、好きな人といることの喜びに思わず共感し、読み終えた後も心が温かい作品です。
是非、ご一読を。