修羅は戯れに拳を振るう
決戦の夜が来た
翌日、夜。
莉々に付き添われた龍宇が、格闘特区の中心に位置するORIHA本社へと訪れる。
「南雲 龍宇様ですね?」
本社エントランスには、ORIHA社員と思われる背広姿の男性が立っていた。
「お待ちしておりました。格闘特区最強決定戦、カーニバル決勝進出おめでとうございます。これより南雲様を、決勝戦会場となります、ORIHA本社屋上へとご案内させて頂きます」
「よろしく頼む」
頷き、男性の後を歩く龍宇。
と。
「龍宇さんの対戦相手は?」
莉々が男性に訊ねる。
「対戦相手の方は、既に到着して屋上の方でお待ちです。早速参りましょう」
莉々がORIHA社長の娘という事もあり、男性は快く回答に応じた。
莉々に付き添われた龍宇が、格闘特区の中心に位置するORIHA本社へと訪れる。
「南雲 龍宇様ですね?」
本社エントランスには、ORIHA社員と思われる背広姿の男性が立っていた。
「お待ちしておりました。格闘特区最強決定戦、カーニバル決勝進出おめでとうございます。これより南雲様を、決勝戦会場となります、ORIHA本社屋上へとご案内させて頂きます」
「よろしく頼む」
頷き、男性の後を歩く龍宇。
と。
「龍宇さんの対戦相手は?」
莉々が男性に訊ねる。
「対戦相手の方は、既に到着して屋上の方でお待ちです。早速参りましょう」
莉々がORIHA社長の娘という事もあり、男性は快く回答に応じた。