修羅は戯れに拳を振るう
「ならば超えてみろ!」
修羅が踏み出した!
間合いを詰め、腰溜めに構えた両掌を、龍宇の腹に突き出して発勁を放つ!
虎撲烈波!
確かに豪語するだけあって凄まじい威力。
龍宇が放つ虎撲烈波よりも、破壊力は遥かに上回るだろう。
まともに打ち合えば敗北は必至。
故に。
「ぬうっ?」
修羅は両掌から伝わるその感触に、驚愕した。
手応えが、ない。
完全に虎撲烈波は直撃している。
にもかかわらず、龍宇はその威力を受け流していた。
いや、正確には吸収していた。
威力に逆らわず、柔らかく受け、体内を巡らせ、循環し。
「命を懸けて絞り込むっっっっっ!」
その威力を上乗せして、己の虎撲烈波と共に打ち放つ!
修羅が踏み出した!
間合いを詰め、腰溜めに構えた両掌を、龍宇の腹に突き出して発勁を放つ!
虎撲烈波!
確かに豪語するだけあって凄まじい威力。
龍宇が放つ虎撲烈波よりも、破壊力は遥かに上回るだろう。
まともに打ち合えば敗北は必至。
故に。
「ぬうっ?」
修羅は両掌から伝わるその感触に、驚愕した。
手応えが、ない。
完全に虎撲烈波は直撃している。
にもかかわらず、龍宇はその威力を受け流していた。
いや、正確には吸収していた。
威力に逆らわず、柔らかく受け、体内を巡らせ、循環し。
「命を懸けて絞り込むっっっっっ!」
その威力を上乗せして、己の虎撲烈波と共に打ち放つ!