鬼部長の素顔
私が言い返そうとすると
フワッと私を包み込み
私のおでこに部長のおでこがぶつかる
「昨日の再現するけど……嫌なら嫌と言え。今なら止められる」
部長の息がかかる……
ってか、ち、ち、…近い
嫌って言える?
ってか、これから何をされるのか
私だって……わかる
拒否できる?
……え?ってことは昨日したの?
私の顔が真っ赤のがわかったのか
部長は私にまたキスをする
チュッ
「なら、する」
え?ちょっと……まって……
『ぶ、部長……しなくても、言葉で言っていただけれ……ば、……ね?』
そう言葉に出したけど
私の唇は部長の唇に塞がれてしまった