鬼部長の素顔
優しく触れてくる手が……
いつも見せない柔らかく
優しく見つめてくる目が……
私を、うん、と言わせた
「可愛すぎだから」
そう言って、キスの嵐
何度触れても、気持ちいい感触
人によって、こうも違うのかと
改めて思ってしまう
このまま……
このまま、部長に……
今だけでいいから
部長に……愛されたい……
慣れてない私に気がつき
優しく、至る所を愛してくれる
何度も「可愛い」と口にしては
必ずキスをくれる
『ぶ……ちょ……』
「優子、俺の名前、呼んでよ」
名前……
ずるい……
今になって、優子って呼んでる
名前を呼ばれるだけで
身体が熱くなる
『は……。隼人…さん』
ちゅっ……
「よくできました。ご褒美をあげよう」
そう言って、私の腕を離し
部長は腰を私にゆっくり埋めてきた