鬼部長の素顔




『疲れたー』


和洋室のベットの方に寝そべりながら、身体を伸ばした


「風呂、入るか?」


『うん!さっきから露天風呂が気になってたんだー』


ベットから起き上がり
急いでタオルを用意した


「……おー、そうすれ」



そう言って、動こうとしない部長
いつもの感じなら、一緒に入るって言うと思ってたのに……


んー……けど
こんなチャンスめったにない!
恥ずかしいけど……けど……


私は露天風呂へと続く脱衣所のドアに
手をかけながら、部長に言った


『は、隼人さん……先に入ってますので……きっ、来てください…ね』


言葉に出すと、やっぱり恥ずかしい
急いで脱衣所に入る



はぁー……恥ずかしい、
顔が真っ赤なのがわかる



……さっ、早く入ろう
部長が来る前には入っていたい

やっぱり、恥ずかしいし……
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