鬼部長の素顔
最近、忙しくてなかなか会えなかった分
たくさん話をして
たくさん……愛してくれる
「……ごめん」
シングルサイズの私のベットで
充は私に謝ってきた
『ううん、大丈夫。』
充は最近の忙しさもあって
身体がお疲れだった
身体が言うことを聞いてくれないみたいで、途中で止めた
「本当に、ごめん。」
『いいの、それだけのために一緒にいるわけじゃないから……もう、寝よう?』
うん、と言って
充は私を抱きしめたまま眠りについた
ちょっと残念な気持ちもありながら
私も眠りにつくことにした