存在
涙が流れる。
なのになんでかなぁ?
何一つ感じれないんだ。
こんなにも不安で、こんなにも“心”と言う存在を強く感じれる。
心音も温もりもなにもかも全てどこかへ消えて無くなったのに、どうしてこうして“心”は主張してくるの?
痛い。
痛いよ。
辛いよ。
苦しいよ。
泣かないで?
あたしは………。
あたしはここだよ………?
その脱け殻じゃなくて半透明で非科学的な存在になったあたしを見て。
お願い………。
お願いだからさぁ………!
あたしを―――あたしを
「無視しないでっ………」
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