Tearstaind Karanchoe

hydangea


私から、右に数えて3列目のひとつ前。

ギリギリ視界に入るたっくんがこちらを見ていることが分かる。

楓の背中が、振り向きたくても振り向けない、そんな想いを痛いほど伝えてきてくれる。

大丈夫

大丈夫だよ


…私は強いから



…もう泣かないって、決めたから。
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