Tearstaind Karanchoe
同じく、最近になって、どうやら自分の行く小学校はみんなと違うらしいということに気づいた優汰と、仲良くなっていくのは、幼稚園という狭い世界の中で当たり前のことだった。
優汰は、その頃からモテにもてた。
自分も、少しは声をかけてもらった覚えがあるが、優汰はその何倍も何倍も凄かった。
同じクラスの女の子と言わず、幼稚園中、年下年上お構いなしに、バレンタインの日にはチョコが大量に集まった。