Tearstaind Karanchoe

そうして、実は自分も優汰のことが好きなのだということを、一気に優汰本人に向かって、ぶちまけたらしい一花。

優汰は、一花に伝えられたその想いについてまでは、藍子に話さなかったけど、その下手くそな誤魔化し方から、振ったことは明白で。

ひとり、腑に落ちないかのように?と首を捻っていた優汰を、横目に。
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