わっか





食べ終え、少し休みながら談話をしていると、


「そろそろ出よっか。時間あるから、集合場所近くでおもしろいことしよ。」



いたずらを思いついたのか、裕也さんは楽しそうに笑った。





さっとさりげなく伝票をとり、会計を済ませてしまった裕也さん。


「払いますって」



…私は無言で彼の鞄にお金を突っ込んでおいた。




< 23 / 61 >

この作品をシェア

pagetop