わっか
気持ちを改めて、理紗に質問しようと思った。
「じゃあ聞いてもいい?」
「「いいよ」」
理紗と裕也さんの声が見事にはもる。
…そっか
裕也さんも聞いてるんだから、敬語つかわなきゃね
「あの、これからそのサークルの何が始まるんですか?」
「「…」」
えっ
なになに
そんな触れちゃいけないとこ触れましたか?
「ごめんねっ璃!」
沈黙を破ったのは、理紗の大きすぎる謝罪だった。
「うちほんとになんも言ってなかったね。
璃気失ってたし、話勝手に進めちゃったんだ。」
「いやいや迷惑かけちゃったし、何でも付き合うって!」
…やばい…
のりで言っちゃった…