わっか
飲み会
ひとりで考えにふけっていると、周りにはそりゃもう数えきれないくらいの人がいた。
びっくりした。
いつの間にこんなに人増えてたんだろう。
隣をちらっと見てみると、右にはうささん、左には理紗がいた。
相変わらず私は理紗の腕を掴んだままで、無意識とは言え…私、理紗のことすっごく頼ってる。
そう気付かされた。
「理紗、ありがと…」
「璃可愛いからさ~変な男にひっかからないように、うちが見ててあげてるの!笑」
「へへ。すっごく安心できるね、理紗の隣。」
「なーにゆってんの!きもいよ!笑」
…ほんとに、この子は優しい。
「ちょっと待って~」
ふふふ、と笑いながら右隣りのうささんが私たちの前にきた。