何度巡っても君に恋をする~永遠の奇跡未来編~
先生が入ってきた。
と、同時に、
「えー、今日は、転校生が来てるんだ、
挨拶は、そのあとな、」
と言ってから、入れ、と、ドアに向かって先生が言った
そして、
入ってきたのは、
茶髪の、イケメンな男の子だった
なぜだか、無性に泣きたくなって、
そのとき、
『莉奈』
またあの声が聞こえた。
私は、キョロキョロ周りを見回してみるけど、
呼んだと思われる人は、いない、
前を向いた瞬間、
転校生と目があった。
え?
そして、微笑みかけられた。
え、あたしに?
後ろを振り向いても、あたし以外誰もいない。