四月一日





「ふはぁぁぁあ〜・・」





やっべ……
今日はまじで眠い……




タッタッ…タッタッタタタッ……






「ぅぉぉおいっ!」



ー・・バチンッッ!





「イッ・・たあぁぁ〜・・・。っんだよ竜也っ」






クスクス……

「何って、・・お前朝からスゲー顔っ。また寝不足?」



「うるせーよ…寝たくても寝れねーし。」




「まぁ〜、あんま考え込むなよ。
さぁさ、今日も仕事だ!しーごーとっ!」






朝から相変わらず騒がしい…
悩みとかねーのか、こいつは…





ーーと、毎朝ハイテンションな絡みをしてくるこいつは川口 竜也。

歳は20歳で俺と同い年、元々は美容師志望だったらしいが
今は俺と同じショップで働いている"アパレル店員"ってやつだ。

付き合いはまだ浅いけど、最近は一緒にいる事が多い。




あと知っていることは…

イケメンとまではいかないが
喋りが得意で明るい性格。


そして……とにかくモテるということ。




おかげで俺はー・・・・
< 7 / 14 >

この作品をシェア

pagetop