ヲタ×ヲタ〜二次元姫とスライム王子〜
「すみません、遅れました!!」
私が部屋に入ると、もう既に部員のみんなは勢揃いしていた。
「大丈夫だよ、まだみんな来たばかりだから」
一番奥の席からフォローしてくれたのは、部長の佐々木先七海先輩。
彼女はラブライフルという(女の子が悪と戦う)アニメのオタクで、毎日滞納した録画の消化とグッズ集めに追われている。
「藍にゃん、僕の人生は終わってしまった……!!」
と、一番手前の席から消え入りそうな声を掛けてきたのは3年の泉斗真先輩。
彼は、ABD43という超人気アイドルグループのオタクなんだけど……
「先輩、何かあったんですか?」
私が部屋に入ると、もう既に部員のみんなは勢揃いしていた。
「大丈夫だよ、まだみんな来たばかりだから」
一番奥の席からフォローしてくれたのは、部長の佐々木先七海先輩。
彼女はラブライフルという(女の子が悪と戦う)アニメのオタクで、毎日滞納した録画の消化とグッズ集めに追われている。
「藍にゃん、僕の人生は終わってしまった……!!」
と、一番手前の席から消え入りそうな声を掛けてきたのは3年の泉斗真先輩。
彼は、ABD43という超人気アイドルグループのオタクなんだけど……
「先輩、何かあったんですか?」