ときめきました、あなたに

つぐみからなんで言わなきゃあ行けないの


優柔不断な剛志さんが力強く意識してくれないのか

いったいいつまで記憶喪失演じてなきゃあいけないの?

スタッフからつぐみはおもしろいと聞かされ

あの酔っ払った事を赤裸々に面白がられたが、つぐみは思い出したのか?


何故、振りをするのか?


時折、歩美ってうわ言言ってたが



「剛志さん?」


「つぐみは記憶喪失なんかにはなってない、そうだろ?」


「・・・・・・・・・・」



「何故黙る、俺を試しておもしろいか?」



「もう、いい 帰る、明日にも、歩美に言う
あなたには父親はいないって、」


「なんだよ、それ」


歩美の頭の中には河嶋さんが父親

それを打開するために、一緒にいたけど

時間の無駄でした


つぐみは 河嶋さんにいつまでも待たせる事はできないから・・・・

やっぱりつぐみは家政婦でしかなかったんだね


そうじゃないんだ、俺、女の扱い方がまるでわからないんだ、どうすれば?」

「じゃあ独身時代の女性の数はなんだったの?」

「あれは・・・・・その」

「剛志さんて、言い訳ばかりするんだ、剛志さにときめいていた頃の剛志さんて偽物だったんだ」

「なんだ、それ」


「ずーっと剛志さんの事好きだった、声かけられた時から好きだった」

「つぐみ・・・・・」

強く胸に引き寄せ、きつく抱きしめ
「ごめん、俺も好きだったから・・・・・」



唇を重ね重ね、二人はやっと見つけた
気持ちの重なりを・・・・・



いいよ、僕日本にいるから、
二人で暮らせば?
僕?
楽しいよ、みんな親切すぎて
時々、爆発してるけど、いきなり父だと言ってた僕河島さんが父だとばかり思っていた。

ごめん、母さん



「つぐみ、泣くな、みんながこう言ってくれてるんだ、新婚やり直さないか?」

「そうだね。」


そ~っとつぐみの肩を引き寄せ
背中に手をまわした


顔近づけ甘い口づけを落とした



愛してるよ、つぐみ

長く一緒に居ようなつぐみ




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